IT・ICT・IoTの違いと活用例について解説!

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「IT」「ICT」「IoT」どれも一度は聞いたことがある単語ですが、その意味は知っていますか?

この記事では、「IT(アイティー)」「ICT(アイシーティー)」「IoT(アイオーティー)」の違いやその意味についてわかりやすく解説しています。

それでは早速、「IT・ICT・IoTの違い」を一緒に確認していきましょう!

目次

1. ITとは?

ITは、「Information Technology(インフォメーション テクノロジー)」の略で、日本語いうと「情報技術」のことです。

日本では「IT」は、「情報技術そのもの」を示すことが多いです。

コンピューターやネットワークを利用した技術の総称のことで、アプリケーションなどのソフトウェア、スマホやパソコンなどのハードウェア、電話やメールなどの情報通信技術など広い意味で使われます。

「IT革命」「IT技術」「IT企業」などの単語でよく使われます。

2. ICTとは?

ICTは、「Imformation and Communication Technology(インフォメーション アンド コミュニケーション テクノロジー)」の略で、日本語で「情報伝達技術」という意味です。

日本では、ICTを情報伝達技術そのものだけでなく、「情報伝達技術を活用する技術」の意味で使われることが多いです。

また、国際的には「ICT」の方が一般的に使われており、世界では日本の「IT」と「ICT」の意味ををひとまとめにして「ICT」の一語で使われています。

ICTの利用例

教育業界では、ICTを使って様々な教育活動が行われています。最近では、文科省が考案したギガスクール構想によって、全国の小中学生に1人1台タブレットが支給されました。授業では、タブレットのチャット機能を使って意見を共有したり、様々なアプリをや電子教科書を活用した授業が行われています。

また、医療業界では「オンライン診療」が普及しつつあります。これにより、どこでも医療を受けることができるようになりました。

ビジネス界では、新しい働き方として「テレワーク」が浸透しつつあり、オフィスだけでなく、自宅やカフェなど様々な場所で自分に合った働き方が選択できるようになりました。

3. IoTとは?

IoTは「Internet of Things(インターネット オブ シングズ)」の頭文字をとったものです。日本語で「モノのインターネット」と訳されます。

IoTの読み方は「アイオーティー」または「インターネット オブ シングズ」です。

Iotとは、「これまでの情報通信機器(PCやスマホ)を除いた様々なものがインターネットとつながる仕組みや技術のこと」をいいます。

IoTの利用例

IoTは、身近なところでは、腕時計や家電製品、自動車、工場の機器などで使われています。

スマートウォッチでは、腕時計がインターネットとつながることで、睡眠時間や心拍数、運動量などの情報を自分や家族と共有することができます。

また、スマート家電と呼ばれるものでは、調べたレシピを自動で表示してくれる冷蔵庫や外出先でも温度を調節できるエアコン、外出時のペットを見守ることができるカメラなどありとあらゆる家電がインターネットとつながることで便利になっています。

このように、あらゆるモノをインターネットとつなぐことでモノの状態を遠くからでも管理・確認することができます。また、機械同士をインターネットでつなぐことにより人の管理なしに機械が機械を制御することができるようになります。

4. まとめ

今回は、「IT・ICT・IoTの意味の違い」について解説しました!

最後に、今回のポイントをおさらいしておきましょう!

【今回のポイント】

 ① IT → 情報技術そのもののこと。

 ② ICT → 情報伝達技術を活用する技術のこと。

 ③ IoT → 物がネットワークとつながる技術のこと。スマート家電などに利用されている。

それでは、最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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