敬語の種類・使い方についてわかりやすく解説!

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敬語には、「尊敬語」「謙譲語」「丁寧語」の3種類があり、使い方も場面や主語によって変わります。

この記事では、「敬語とは」「敬語の種類」「敬語の使い分け」などについてわかりやすく解説しています。

それでは早速、「敬語の種類」について一緒に確認していきましょう!

目次

1. 敬語とは

「敬語」とは、話し相手や話題にでてくる人の対する敬意やへりくだりを表すときに使う言葉です。

敬語には、「尊敬語」「謙譲語」「丁寧語」の3種類があり、それぞれ使う場面や対象の人が変わります

使う言葉を選ぶことで自分の敬意を相手に伝えることができるため、自分より目上の人や立場が上の人と良好な関係を築くために必須のスキルといえます。

特に、社会人になって社外の人(取引先、お客様)や自分の上司には正しい敬語が使えるのが一流の社会人というものです。

慣れていないと使いこなすことは難しいですが、意識して練習することで誰でも習得できるものなので、根気強く学習していきましょう!

2. 敬語の種類

① 尊敬語

尊敬語」とは、自分より目上の人や立場が上の人に対してつかう敬語のことです。

尊敬語は、敬いたい人やその行動が主語に来るのが特徴です。

尊敬語の使い方には大きく分けて、次の3つの方法があります。どれもありふれたものですが、体系的に知識を整理しておきましょう。

【尊敬語の使い方】

「お・ご・御・貴」などを名刺の接頭語につける方法 
  例)お考え ご家庭 御社 貴社

動詞それ自体を尊敬語の意味を持つものにする方法
  例)いう⇒おっしゃる 見る⇒ご覧になる

「れる・られる・になる」などをつける方法
  例)いう⇒いわれる 話す⇒話される・お話になる

①と③の方法については単語に付け加えるだけなので、意識するだけですぐに使いこなすことができると思います。

しかし、②の方法については知識として尊敬語の表現を知っておかなければならないので、代表的なものを紹介しておきます!

スクロールできます
基本形尊敬語の表現
言うおっしゃる
見るご覧になる
行くいらっしゃる、おいでになる
来るいらっしゃる、おいでになる、お越しになる
食べる召し上がる
するなさる、される

② 謙譲語

謙譲語」とは、相手や話に出てくる第三者に敬意を示すために、自分をへりくだり、間接的に相手を高める敬語のことです。

謙譲語は、尊敬語とは異なり、相手を直接上に立てるのではなく、自分が下にへりくだることで相手を間接的に自分より上にたてる敬語表現です。

謙譲語は、自分がへりくだることになるので、自分の動作や状態に使います。

謙譲語の使い方には、次の3つの方法があります。

【謙譲語の使い方】

「幣・拝・愚・ども」などの接頭語・接尾語をつける方法
  例)弊社 拝読する 愚考 私ども

「お~する」「ご~いただく」などをつける方法
  例)お持ちする ご覧いただく

動詞それ自体が謙譲語の意味を持つものにする方法
  例)いう⇒申し上げる・申す 聞く⇒うかがう する⇒いたす

③の方法については、謙譲語の意味を持つ表現を知っておく必要があるので、代表的なものを紹介します!

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基本形謙譲語の表現
言う申す、申し上げる
知る存じる、存じ上げる
行くうかがう、参る
来る参る、伺う
食べるいただく、頂戴する
するいたす、させていただく
聞くうかがう
会うお目にかかる

③ 丁寧語

最後は「丁寧語」です!

丁寧語」とは、話し手が自分の言葉を丁寧な表現にするときにつかう敬語です。

いわゆる「です」「ます」「ございます」は丁寧語にあたります。

丁寧語の使い方には、次の方法があります。

【丁寧語の使い方】

「です・ます・ございます」を語尾につける方法
  例)会社員です あります 荷物がございます 


丁寧語が3つの敬語の中で一番ありふれているので、まずは丁寧語を正しく使うことができるようになることが大切です。

3. まとめ

今回は「敬語の種類・使い方」について解説しました!

敬語には、「尊敬語」「謙譲語」「丁寧語」の3種類があり、その使い方にも色々なものがありました。

完璧に使い分けることは急には難しいと思いますが、日々の仕事や生活の中で疑問に思ったことがあれば毎回調べる癖をつけると着実に正しい敬語表現をすることができるようになるので、根気強く勉強していきましょう!

それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました!!

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